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コラム

日焼け止めを選ぶポイント

日焼け止めの選び方を徹底解説!

日焼け止めの選び方は、何を基準にしていますか? 「自分に合う日焼け止めの種類が分からない・・・」と日焼け止め選びに迷っている方も多いのではないでしょうか?

日焼け止めは「紫外線による日焼けを防ぐことを目的につくられた化粧品」ですが、自分に合ったものを使用しないと、肌へ負担をかけてしまうことも。

そこで今回は、日焼け止めの選び方や種類、SPFやPAについて解説します。

1.日焼け止めとは

 

日焼け止めとは、紫外線による日焼けを防ぐことを目的につくられた化粧品です。日焼けは、乾燥などの肌荒れを招いたり、シミ・そばかすやたるみの原因になることがあります。

日焼け止めによる予防のお手入れで、肌をすこやかに保つことが大切です。

2.日焼け止めの選び方

 

市販されている日焼け止めの中から、自分に合ったものを選ぶためのポイントをご紹介します。

①日焼け止めが「顔用」か「からだ用」かを確認する

日焼け止めを選ぶときは、メーカー推奨の使用部位を確認しましょう。

顔とからだの皮膚は、薄さや皮脂腺の数が異なるため、多くの化粧品メーカーでは、「顔用」「からだ用」というように、おすすめの使用部位が定められています。

もちろん、たとえば「顔用」と表記された日焼け止めをからだに使用しても問題はありません。ですが、まずは日焼け止めのパッケージで「顔用」なのか「からだ用」なのかを確認することをおすすめします。

②シーンに合わせたSPF・PAが配合された日焼け止めを選ぶ

日焼け止めを選ぶときには、シーンに合わせたSPF・PAのものが配合された日焼け止めを選びましょう。

どのような場所で、どれくらいの時間、どれくらいの強さの紫外線を浴びるかを考えて、SPF・PA表記の日焼け止めを選ぶことが大切です。
ここでは、紫外線についての基本的な知識と、SPF・PAについてご紹介します。

◆肌を保護するSPFとPAについて

日焼け止めにはSPFとPAが記載されています。

SPF・PAの値に比例して日焼け対策が期待できますが、同時に肌への負担もかかりやすくなります。

自分のライフスタイルや状況に合わせた日焼け止めを選ぶ目安にしてみてください。

日焼け止め パウダー

【SPF】

SPFは日焼けや肌に赤みを起こすといわれている、UV-Bを防ぐ数値の大きさを示します。

現在、SPF1~50+までの日焼け止めが市販され、数値が大きいほどUV-Bから肌を保護することが期待できます。

【PA】

PAは、短時間で肌が黒くなる反応を引き起こすとされている、UV-Aを防ぐ数値の大きさを示します。

日光に当たったときに、日焼け止めを塗らない状態に比べて、肌が黒くなる反応をどれだけ防げるかによって4つに分類されます。

PA+~PA++++までの4段階で、+が多いほどUV-Aを防ぐことを期待できます。

◆紫外線UV-A・UV-Bについて

次に、紫外線の仕組みについてご説明します。

太陽の光である紫外線は、波長によってUV-A、UV-B、UV-Cに分かれますが、実際に地表に届くのはUV-AとUV-Bの2種類といわれています。

日焼け止め 選び方

【UV-A】

UV-Aは、もっとも地表に届きやすいといわれる紫外線です。蓄積されることで、皮膚に影響することがあると考えられています。

【UV-B】

UV-Bは、UV-Aほどではありませんが、その一部が地表に届くと考えられている紫外線です。日焼けを起こすなど、UV-Aと比較して皮膚への影響が大きいといわれています。

日焼け止めのSPFとPA、そして紫外線UV-AとUV-Bを理解していると、より自分のライフスタイルや状況に合わせた日焼け止めが選びやすくなります。

是非自身のライフスタイルに合わせたものを選びましょう。

 

4.日焼け対策は年中必要?

 

日本における紫外線のピークは6月~8月だといわれていますが、紫外線は年間を通して降り注いでいるため日焼け対策は1年中必要です。

 

また、特に夏場に関しては、日中の皮脂や汗による化粧崩れによって日焼け止めが落ちやすくなるのでこまめに塗り直すことを心がけましょう

 

5.日焼け止めの使用期限

日焼け止めを含む化粧品は、一般的に未開封で3年・開封後は1年を使用期限としています。
開封後の使用期限が短い理由は、空気中の雑菌の混入や二次汚染による品質低下の可能性があるためです。

1年前に開封をした日焼け止めが余ってしまうと翌年も使い続けたいと思ってしまいがちですが、基本的におすすめはできません。

肌荒れの原因になってしまうこともあるため、日焼け止めは使用期限を守ってなるべく早く使い切りましょう。

6.日焼け止めは使用量が大切

日焼け止めは、しっかり塗られることで表示通りの実力を発揮します。

一般的に、日焼け止めを使用する際の適切な量は0.6~0.8g程度といわれています。これは実際手に取ると約500円玉くらいの大きさです。

500円玉くらいの大きさを一気に顔に塗ろうとすると、顔がもったりとした印象になりやすいので、2回に分けてなじませながら塗ることをおすすめします。

7.日焼け止めの種類

日焼け止め 選び方

日焼け止めには、用途によって様々な種類があります。上手に使い分けて日焼け対策をしましょう。

■液体(リキッド)タイプ
■パウダータイプ
■スプレータイプ
■シートタイプ

【液体タイプ】
顔用・からだ用共にポピュラーなタイプです。保湿成分が配合されているものが多く、下地を兼ねているタイプもあります。

【パウダータイプ】
パウダータイプの日焼け止めは、メイクの上から簡単に日焼け対策ができるので、外出先の使用にもおすすめです。

【スプレータイプ】
スプレータイプのものは、手の届きにくい背中などにも簡単に塗ることができます。髪や頭皮に使用できるタイプもあり、レジャーや屋外での日焼け対策におすすめです。

【シートタイプ】
シートタイプは持ち運びにとても便利です。首の後ろや塗りづらい部分も簡単に日焼け対策ができます。

 

日焼け止め 選び方

日焼け止めは、その時の状況や自分自身に合ったタイプを選ぶのがポイントです。自分自身に合った日焼け止めを選び、年間を通じて日焼け対策をしましょう。

 

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