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コラム

これからのUV対策

 

~みなさんは紫外線ケアをしていますか?~

 

夏場はもちろんすると思いますが、実は1年中ケアが必要です。

そして、紫外線には2種類あるのをご存知ですか?

波長の長いUVAと波長の短いUVBとがありますが、シミの原因となるのはUVB

でももっと怖いのがUVA。ガラスもすり抜けて部屋に入り込み、真皮層(肌の表面にある角質層表皮のさらに奥)まで到達することによって、コラーゲンを破壊し、しわやたるみの原因となるのです!

 

この紫外線による肌ダメージを“光老化”といい、肌の老化の90%がこの光老化によるものだといわれているので、皮膚の老化を最大限に食い止めるにはUVケアが必須です。

 

☆ケアアイテムはPA値も確認☆

以前はUVBの防止効果を表す指標、SPF(Sun Protection Factor)値の方が話題になることが多く、その値のみで日焼け止めを選ぶ傾向にありました。しかし実は、UVAの方が肌の深部に悪影響を与えるので、PA(Protection Grade of UVA)値もきちんと確認する必要があります。

SPFは、紫外線UVB波の防止効果を示す指標で、皮膚に赤みができるまでの時間を何倍長くできるかを表したもの。日本では上限が50+となっているそうです。

 

一方、+の数で表示されるPA値はVA波をどれだけブロックするかを示す指標。皮膚の黒化を防ぐもので、今年は、最大値「++++」まで示すことが可能となったそうです!

 

色素沈着を起こすまでの時間を、「+」は2~4倍、「++」は4~8倍、「+++」は8~16倍、「++++」は16倍以上引き延ばします。

 

数値の違うものを塗り重ねた場合は、足し算はされませんが、防御効果は多少プラスされるそうです。例えば日焼け止め、ファンデーション、パウダーなどアイテムごとにUVケア効果を持っているものを重ねれば、より防御効果は高くなります。

 

日常使いならばSPF20~30、PA++~+++でも十分です。絶対焼きたくない人、シワが気になる人、屋外に出ることが多い人はSPF50、PA++++を選ぶとよいでしょう。シミは回復する可能性はありますが、いったんしわができて形態が変化すると、回復するのは難しいそうです・・・・・。

 

☆うっかり焼けてしまったら……☆

完璧にUVケアしているつもりでも、うっかり焼けてしまうことはあります。そんな時は、「直後のクーリングと保湿が大切!」

夏場は、シートマスクを冷蔵庫で冷やしておくと、いざという時に冷却と保湿が一度にできるので便利なのでおすすめ。もちろん美白美容液などの使用も必要ですが、まずは炎症を抑え、乾燥を防ぐことが第一。赤みがあるうちに、刺激の強いピーリングや角質ケア成分の入った美容液は禁止です。

☆「きちんと落とす」までが正しいUVケア☆

また、注意したいのはUVアイテムをつけた日のクレンジング。「ファンデーションを塗っているとクレンジングする」という習慣があっても、「日焼け止めだけつけた」という時は「クレンジングをせずに寝てしまう」という人もいるようですが、これはNG。

日焼け止めに入っている成分が、肌に残っていると肌荒れしてしまう場合が。特に、ウォータープルーフタイプは肌に残りやすく、放っておくと肌荒れしてしまう人は多いです。決してごしごしと洗わず、優しく落としてください。

今年は今からのしっかりしたケアで、焼けてしまってもその後のケアでシミ・シワを防いでいきましょう♪

 

 

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