CASPA

コラム

睡眠不足から抜け毛に!?

 

薄毛対策には規則正しい生活がよく、睡眠不足は良くないとよく言われますが、その理由をご存知の方は意外と少ないのではないでしょうか。

睡眠不足がもたらす頭皮環境や髪の成長への影響、睡眠の質を高めるためのコツをご紹介します。

規則正しい生活は薄毛対策の基本です。

起床時間や、朝昼晩の食事をとる時間、そして就寝時間など決まったタイムスケジュールでの規則正しい生活は健康の基本とされています。

身体のリズムが整う事で、目覚まし時計が無くてもスッキリ起きれたり、食事の時間が決まってるので消化器官の動きがスムーズになったりします。

良い影響はこれだけでなく、頭皮にも及ぶことが大いに期待できます。

 

では、なぜ睡眠不足が悪影響を与えるのでしょうか、、、。

 

私たちの頭皮は、朝起きてから夜眠るまでの間に紫外線をはじめ、さまざまなダメージを受けています。

何気なく頭皮をかいたときや、強くシャンプーをしてしまった時など頭皮がダメージを受ける場面は思った以上に多いといえます。

実はこれらの頭皮のダメージは睡眠時に修復されています。しかし、睡眠不足になると頭皮ダメージの修復時間が短くなってしまいます。

修復時間が短くなると、頭皮の修復に必要な成長ホルモンが十分に分泌されなくなる恐れがあります。

 

頭皮からさらに髪への影響

自律神経には交感神経と副交感神経があり、寝ている間は副交感神経の働きが盛んになって全身の血行が良くなることが知られています。

一方、睡眠不足になると交感神経の活動が収まらず、血管が収縮して血行に悪影響が出かねません。髪を育てる栄養素は血流にのって運ばれているので、血行が悪くなることは頭皮に十分な栄養素が運ばれにくくすることを意味します。

その結果として生えてくる髪の毛が細くなり、髪が薄い(細い)状態になる恐れがあります。

また、睡眠不足によりストレスが溜まってしまう事も血行を悪化させる原因になりますので、抜け毛や細毛が気になる方はまずは、睡眠時間を見直すことをおススメします。

 

ストレス解消が薄毛進行を食い止めるカギ

 ストレス状態が続くと交感神経が優位となり、頭皮の毛細血管などに十分に血液が流れず栄養不足となる恐れがあります。逆に、リラックスしているときや睡眠時には、副交感神経が優位となり、毛細血管などの細い血管まで十分な栄養が流れます。

これにより髪の毛にも栄養が流れます。

睡眠時間の確保と同時に万病のもとであるストレスを解消することで、薄毛の進行を食い止めることができるのです。

 

適切な睡眠時間を知って睡眠の質を上げる

人間には90分の睡眠周期があるとされています。約90分に1度眠りの浅いタイミングが訪れるとされています。

この約90分をもとにした場合、3時間、4時間半、6時間、7時間半、9時間が理想的な睡眠の区切りとなります。

 

何時から寝るかも重要なポイントです。

なぜなら、22時~深夜2時の4時間は、髪の毛の成長が進みやすい時間とされ、睡眠のゴールデンタイムであると考えられています。

逆に、その時間起きていて他の時間に寝ている人は注意が必要です。髪や頭皮に栄養が十分行き渡らないので髪の毛の健康的な成長があまり進まず、薄毛が進行してしまうと考えられます。

 

薄毛に悩んでいる方で、睡眠不足に心当たりがある場合はまずは睡眠時間から見直すことをおすすめします♪

 

 

 

 

COLUMNおすすめ記事